『奈良の旅』 旅サラダ
今回は、「朝だ!生です旅サラダ」(2005/6/4)で放送された奈良の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。
名勝 依水園
奈良県奈良市水門町74
東大寺南大門の西に位置する「依水園」は、国の名勝指定を受けた奈良を代表する名庭です。
「前園」は興福寺の子院、摩尼珠院別業跡地です。
「後園」は、明治時代の富豪・関藤次郎氏によるもので、若草山と春日山・三笠山を借景として採り入れた池泉回遊式庭園です。
園内には東洋古美術品を収蔵・展示している「寧楽美術館」があり、庭園を眺めながら食事ができる「三秀亭」もあります。
池田含香堂
奈良県奈良市角振町16
奈良団扇(うちわ)の起源は春日大社の神職が内職で作った渋団扇です。
透かし彫りが入った奈良団扇が登場したのは江戸時代に入ってからと言われ、現在、奈良団扇を作っている唯一の専門店が「池田含香堂」です。
きれいに染め抜いた和紙を20枚重ね、正倉院宝物の天平模様や鹿が遊ぶ模様を型写しして、細い小刀で模様を切り抜いていきます。
この和紙を竹の骨に貼り合わせると透かし彫りが浮き出した団扇になります。
東大寺
奈良県奈良市雑司町406−1
大仏で知られる奈良時代の代表的な寺院で、大仏殿は世界最大の木造建築物です。
東大寺の始まりは、神亀5年(728)、聖武天皇の皇太子、基王の菩提を追修するために建てられた金鐘寺にまで遡ります。
741年に聖武天皇が護国信仰に基づいて国分寺の建立を命じられた際、金鐘寺を大和国分寺として金光明寺と称しました。
天平15年(743)に聖武天皇が盧舎那大仏建立の詔を公布し、745年に金光明寺にて造営が開始された際、東大寺となりました。
天平勝宝4年(752)に大仏殿が完成し、以降次々と堂塔が建築され40年近くかかって寺観が整いました。
しかし、治承4年(1180)平重衡の軍勢によって大仏殿をはじめ伽藍の大半を焼き払われてしました。
重源上人によって再興されましたが、永禄10年(1567)の三好・松永の乱で、わずかな建物を残して再度焼失してしまいます。現在の伽藍の多くは江戸時代に再興されたものです。
垣谷繊維
奈良県奈良市南紀寺町5−85
奈良は昔より、奈良晒から始まる薄織物の産地です。
「垣谷繊維」では大仏さまの「御身拭い」の際の麻ふきんを奉納しています。
垣谷繊維製造の「白雪ふきん」は、、蚊帳生地を改良し、素材、縫製にこだわったふきんです。
寧屋工房
奈良県奈良市芝新屋町18
築約120年の町家を改修した工房で、「赤膚焼」をの展示販売、絵付けや素焼きを行なっています。
年に数回開かれる特別展示では、茶・花などの道具と燈火が楽しめます。
季節の草花を透かし彫りにした「燈火器」は、内側にろうそくを灯すと部屋いっぱいに花模様の影が映し出され、メルヘンチックな雰囲気をを醸し出します。
SABI亭 祥泉
大分県湯布院町川上重見1272-88
2004年8月にオープンした全棟8棟からなる、全客室離れ形式の旅館です。
しかも、全棟に露天風呂付きで、各客室専用のテラスもあります。100%天然温泉、足し湯無しの源泉かけ流しです。
囲炉裏付の客室もあります。
高台に位置するこの宿では、朝、早起きして霧に包まれる湯布院の幻想的な町並みを望むことができます。
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