『島根県 松江・出雲の旅』 旅サラダ

今回は、「旅サラダ」(2005/1/22)で放送された島根の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。

堀川遊覧船

島根県松江市黒田町507-1
松江城を取り囲む堀川を遊覧船で巡るのが「ぐるっと松江堀川めぐり」です。
もともと手こぎの櫓舟(ろぶね)を予定していたが堀底の状況から櫓が不適で、動力付きの和船となりました。
途中で16もの橋をくぐるが、殿町と北堀町をつなぐ北堀橋付近からは松江城天守閣を川面から眺めることができます。
遊覧船は松江堀川ふれあい広場、大手前広場、カラコロ広場の3ヶ所から発着し、3.7kmを50分間かけて周遊します。
冬季はこたつ船が運航しています。

皆美館

島根県松江市末次本町14
明治21年創業以来、志賀直哉川端康成などの文人墨客に親しまれてきた宿です。
館内には文人たちが残した書も数々見られます。
皆美家伝「鯛めし」は全国的にも有名です。

一力堂

島根県松江市末次本町53 
創業が宝暦年間で約250年の老舗です。
江戸時代の御用菓子商で、不昧公のみならず歴代の藩主に納めていた老舗。
昔ながらの趣のある店内には、「姫小袖」など厳選された素材と何代にもわたって受け継がれた技術で作り上げられた和菓子が揃っています。

八重垣神社

島根県松江市佐草町227
日本最古の和歌といわれる「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣つくるその八重垣を」でしられる神社です。
スサノオノミコトクシナダヒメが祭神として祭られています。
本殿裏では硬貨を紙に浮かべ、その沈み具合で恋を占う」鏡池」があります。

出雲大社

島根県簸川郡大社町杵築東195
縁結びの神・福の神として、全国の人々に親しまれている出雲大社は「大国主神」を祭神として祭られています。
本殿は国宝になっており、日本で最も古い神社建築の形式をもった大社造りで、伊勢神宮の神明造りとともに代表的な神社建築です。
正面の拝殿は、昭和34年に再建された桧造りの美しい色艶と長さ8メートル、重さ1500キロの大しめなわが参拝客の目をみき荘厳さに思わず気が引き締まります。
拝殿の奥が大国主神を祀る、国宝出雲大社本殿です。本殿は、瑞垣・玉垣に囲まれていて、瑞垣の門を八足門といい普通一般にはここから拝します。
正月5日間はこの門が開かれ、楼門前で参拝出来ます。
旧暦の10月11日から17日まで、全国の神々が出雲大社に集られ、いろいろな神議りをされると伝えられ、他の地方ではこの月を神無月といい、出雲地方では、神在月と呼びます。

平和そば本店

島根県簸川郡大社町杵築西2034
民家の並ぶ通りにある昭和25(1950)年創業のそば処。
店名は終戦直後の創業当時、世界が平和になりますようにという願いを込めて付けられたそうです。
そば会席が人気の店です。

神楽の宿

島根県雲南市大東町大字須賀375-1
正月のとんどさん(どんど焼き)のとき、当屋となった家の座敷に歳徳神(歳神)を招いて、地域の家内安全や五穀豊穣を祈る神楽を舞う習わしがありました。
この歳徳神のまつりは、現在でも地域の集会所などでおこなわれていますが、民家を神楽宿とする習慣は時代とともに見られなくなってしまいました。
そのため、築100年遺贈の民家を保存して「神楽の宿」とし、座敷でおこなう神楽として無形の文化財として伝承しています。