『鹿児島・奄美大島の旅』 旅サラダ

今回は、「朝だ!生です旅サラダ」(2005/2/12)で放送された奄美大島の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。

田原製菓店

鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋松江12-8
奄美大島の特産である黒糖を使った、かりんとうを製造・販売しているお店です。
黒糖は、元和9年(1623年)中国からはじめて製造法が伝わってから360余年の古い歴史をもっております。
奄美大島の黒糖は、さとうきびの汁をそのまま煮詰めてつくられる伝統的な製造方法を現在受け継いでいます。
黒糖はその独特な味と香りを持った自然食品として人気があります。
「田原製菓店」の黒糖かりんとうの原料に使っている黒糖は、加計呂麻島産の厳選されたものだけを使用しています。
昔ながらの素朴な甘みと歯ごたえがたまらない逸品です。
名瀬市あたりからわざわざ買いにくる常連客も多いという。

積染色工芸

鹿児島県大島郡笠利町須野ベズル493
奄美における養蚕の歴史は古く、奈良朝(西暦710〜793年)以前から手紡ぎ糸で褐色紬がつくられていたようで、奈良東大寺正倉院の献物帳に「南島から褐色紬が献上された」との記録がのこされております。
この褐色紬と称されている織物は、当時(天智天皇在位の頃)本土で行われていた古代染色の梅染、桃染の技法が奄美にも伝えられ、奄美に生植するテーチ木、チン木、フク木などの草木を用いて染色されたものであり、後のテーチ木泥染めの「大島紬」の源流をなすものとされております。
「積染色工芸」は、この大島紬を製作販売している工房です。
黒色の大島紬ではなく、テーチの代わりにさまざまな植物で染め泥染するため、色とりどりの大島紬を作っています。

新穂花(あらほばな)

鹿児島県名瀬市末広町1-6
奄美大自然の恵み薬草をはじめとする天然食材にこだわる奄美薬膳黒糖酒家です。
郷土料理とそれを現代風にアレンジしたオリジナルメニューが揃っています。
女性には嬉しいセットメニューが充実で、様々な味を少しずつ楽しめると好評です。
また黒糖焼酎は150種を揃えています。

マングローブ茶屋

鹿児島県大島郡住用村役勝7
マングローブとは、海水と真水が混じりあう塩沼地に生息する植物群のことです。
奄美住用村の「マングローブ原生林」は、オヒルギ(北限)とメヒルギというヒルギ科の2つの植物を中心に形成されています。
奄美大島の「マングローブ原生林」は、沖縄・西表島についで国内2番目の規模です。
国定観光公園マングローブ茶屋は、そのマングローブ原生林の高台にあります。
観光遊歩道・展望台などがあり、原生林散策・バードウォッチング・ボートでのジャングルめぐりなどがあります。
観光遊覧船や貸しボートも備えていて、マングローブ大自然を満喫できます。

マリンスティション奄美

鹿児島県大島郡瀬戸内町ヤドリ浜
瀬戸内町は、奄美大島の最南端に位置し、南部大島、加計呂麻島、請島・与路島等の島々で構成されています。
その中心に位置する大島海峡は世界でも稀有の美しい海底を誇り、色とりどりの珊瑚礁や目のさめるような熱帯魚の行きかう海中は、まさにマリンファンタジアな世界です。
また、ここは釣りマニアにも最高の地で、大物釣りが一年中楽しめます。
「マリンスティション奄美」は、白い砂浜のヤドリ浜に面したリゾートホテルです。
日本でも有数な珊瑚礁を巡るダイビングには最適な場所にあります。




奄美大島―自然と生き物たち

奄美大島―自然と生き物たち