『春の台湾』 旅に香り時の遊び

今回は、「旅の香り時の遊び」(2005/3/1)で放送された台湾の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。

圓山大飯店(ユエンシャンダーファンディエン)

台北市中山北路4-1
圓山大飯店は、1952年に建てられた台湾の観光名所の中でも特に有名な中国宮殿風の伝統美あふれる世界10大ホテルの1つです。
このホテルの建築デザインに、20万以上の龍の彫刻があり、別名「龍宮」とも呼ばれています。
特に有名なのは、レストラン「金龍庁」の前にある「三爪盤龍」という彫刻です。
朱塗りの柱に天井から吊るされた中国伝統のランタン。そして、すべてが骨董品級といわれている椅子や机など、雰囲気はまさに「宮殿」のようです。
台湾政府が、外交などで各国の賓客を招待する迎賓館としても利用されています。

新北投(シンベイトウ)温泉 星乃湯

台北市北投区温泉路140
「新北投温泉」は、台北市内から一番近い温泉郷です。
1894年ドイツ人によって発見され、1896年、大阪商人の平田源吾が、この地に台湾最初の温泉旅館「天狗庵」を開いたのが、新北投温泉の発祥と言われています。
日本時代の名称「星乃湯」で有名な温泉宿です。現在の名前は「逸頓大飯店」。
昭和天皇も宿泊されたという格式ある宿です。
日本が台湾を統治していた時代の面影を残す純日本風旅館です。

平渓(ピンシー)線

平渓線は台北近郊の総延長12.9kmのローカル線です。
起点は宜蘭線の三貂嶺站で終着は青桐駅です。
基隆河に沿って山間へと進んで行きます。
瑞芳から40分くらいの列車の旅です。
沿線には緑が豊富で、また、大華站付近には十分瀑布もあり、旅情を求め平渓線を訪ねる利用客が多数います。

十分瀑布(シーフェンプーブー)

台北県平渓郷南山村
平渓線沿線の最大の観光スポットです。
滝の高さは20m、幅は40mもある台湾最大の滝です。
台湾のナイアガラと言われるほど美しく、半円状に広がった滝は水量豊富で、水飛沫も激しく壮観です。
滝のすぐ脇には階段があって滝壷をぐるりと巡る遊歩道があり、滝壷まで降りていくこともできます。

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