『三陸の海の幸とみちのくの奇習!水かぶり』 テレビ東京 土曜スペ

今回は、「テレビ東京・土曜スペシャル」(2005/2/26)で放送された宮城の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。

観瀾亭

宮城県宮城郡松島町松島字町内56
伊達家の御仮屋御殿として建てられたもので、5代藩主伊達吉村によって観欄亭と命名されました。
「観瀾」とは、さざ波を観るという意味です。
文禄年中に豊臣秀吉から伊達政宗が譲り受けた伏見城の1棟で、江戸の藩邸に移築したものを更に2代藩主伊達忠宗が松島月見崎に移したと伝えられています。
素木造り平屋建てで屋根は寄せ棟造りこけら葺き、三方が縁側で部屋は京間18畳2室。 床の間の張付絵や襖絵には、金地に槍や草花を描いた極彩絵があり、狩野派系統の絵師の筆といわれております。  
藩主や姫君、側室などの松島遊覧、幕府巡見使などの諸国巡回の際の宿泊及び接待用の施設として利用されていたようです。

三陸 ホテル観洋

宮城県本吉郡志津川町黒崎99-17
穏やかな海の眺望が広がる志津川湾は南三陸随一の美しいリゾート地です。
海に抱かれるように立つ、海洋リゾートホテル南三陸ホテル観洋志津川湾との一体感をテーマとした開放感あふれる 館内と贅沢なほどの海の味覚が自慢のホテルです。
全室が海に面した客室は、落ちつける和風リゾート空間になっています。
大きくとられた窓からの眺めが、最高の贅沢です。
3つある露天風呂も、まるで大海原に抱かれているような雄大なスケールが魅力的です。

米川の水かぶり

宮城県登米東和町米川
米川の水かぶりは、毎年2月の初午の日に五日町地区に居住する若者達によって行われます。
この行事は、厄年の男達が中心となって行われます。
他地区の人が参加すると火災が起こると伝えられています。
この水かぶりは、厄年の男が主となり裸体(ふんどしとわらじ)になり身を清めた後、顔に鍋墨を塗りわらで作ったシメナワを巻き各戸に用意された水を屋根にかけながら町を練り歩きます。
人々は、そのシメナワのわらを抜き取り我が家の屋根に投げ上げます。
こうすると火伏せになるとか、魔除けになるといわれています。
この行事は、800有余年の歴史を持ち1年も中止することなく続けられてきた伝統行事です。

あなたの旅を探してみませんか