『嬉野・塩田・旅紀行』 るり色の砂時計

今回は、「るり色の砂時計」(2005/3/6)で放送された嬉野・塩田の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。

轟の滝公園

佐賀県藤津郡嬉野町大字下宿丙163-1
嬉野温泉の中心を流れる塩田川と岩屋川内川との合流点付近の平坦地にある滝です。
流れ落ちる水の音が、雷のように轟くことからその名がつきました。
高さ11m、平坦地の滝にしては珍しい 大規模なものです。
周辺は轟の滝公園として整備されており、テニスコート、野球場、ブランコ、ジャングルジムなどの施設
が整っています。

嬉野の大茶樹


写真提供:JTB

佐賀県藤津郡嬉野町大字皿屋谷
嬉野は温泉とともに茶の産地としても有名です。
市中心部から西方へ7Kmほどにある不動山・皿屋谷に樹齢330年といわれる「大茶樹」があります。
17世紀の中頃、肥前白石郷の吉村新兵衛という人が、不動山の麓を開墾、茶種を撒いたのが嬉野茶の発祥といわれ、その当時の一本がこの大茶樹ということです。
大茶樹には8本の支根が出ており、枝張り面積は約100㎡の小さな森を形成しています。
その希少性から大正15年に国の天然記念物として指定されています。

もとゆ温泉

佐賀県藤津郡嬉野町大字下宿乙2202-8
100年近く続く嬉野温泉の立ち寄り湯です。
温泉は93度の弱アルカリ重曹泉。温泉のもととなる地下水には磁気が多く含まれ、それが血行を促進し体調を整えてくれます。
源泉の効能を保つために、水道管に2万ガウスの磁気を通し磁気イオン水にした水を使用し温度を下げています。

宗庵よこ長

佐賀県藤津郡嬉野町大字下宿乙2190
嬉野温泉の「温泉湯豆腐」元祖の店です。
嬉野温泉の弱アルカリ性のお湯が、豆腐を溶かし、湯汁の豆腐汁と絡んで旨味を引き出します。

豊玉姫神社

佐賀県嬉野町大字下宿乙2231-2
海神の娘で、竜宮城の乙姫・豊玉姫を祭る神社です。
境内には、豊玉姫が傷ついたなまずを温泉でなおしてあげたところ、美しい肌になった、なまずが神の遣いになったという伝説がある白なまずを祭ったなまず社があり、美肌を願う女性が参拝しています。
豊玉姫命という神名は、姿かたちの見目麗しい女性を意味します。
海神の娘である豊玉姫命は、海神(ワタツミ)の宮にやってきた山幸彦と結婚して子供をもうけ、夫に富と地上の王として君臨する資格を授けます。
聖母神であると同時に、福を招き、出世を約束する女神です。

元湯白珪

佐賀県藤津郡嬉野町大字下宿乙2202ー8
元湯白珪は、敷地内にある源泉からは、93度という高温で、ヌルヌルとした肌触りの良質の天然温泉を、全館使用致しています。
元湯の名の通り100パーセント源泉の大浴場(ジャグジー付露天風呂併設)2ヶ所、貸切露天風呂2ヶ所、貸切家族風呂2ヶ所など6つの温泉が楽しめます。
また「料理の鉄人」で勝利した経歴を持つ料理長による創作会席は食通の間でも話題です。

西岡家住宅

佐賀県藤津郡塩田町大字馬場下甲720
西岡家住宅の所在する馬場下一帯は、鉄道が開通するまでは塩田川の船運を利用した物資の集散地として栄えたところです。
現在でも白壁作りの町家が数多く見られます。
嬉野・吉田・有田・志田をはじめ塩田一帯の焼き物の積み出し港として栄えた時期もありました。
「西岡家」はこの地域の屈指の豪商であり、屋敷は19世紀(江戸末期)の中ごろに建てたものと推定されます。
佐賀県における本格的な町屋の一つです。

志田焼の里博物館

佐賀県藤津郡塩田町大字久間乙3037
大正から昭和にかけて大物陶磁器焼成工場として志田焼生産の中心だった旧工場を博物館として公開しています。
この博物館は志田陶磁器の旧工場跡で、工場は火鉢やとっくりなど志田焼が作られていました。
施設内には絵付け作業場や釉薬工場など21棟の建物があり、焼物つくりの全工程を見ることができます。
ここではロクロ、手びねり、絵付けの体験ができます。
幅6.6m、高さ3.6m、奥行12.4mの国内最大級の石炭大窯は必見です。

和泉式部公園

佐賀県藤津郡塩田町大字五町田吉
平安王朝を代表する歌人和泉式部は杵島で生まれ、9歳まで塩田町で育ったという伝説を生かし整備された公園です。
今なお多くの伝説が残り、これにちなんで杵島山を望むように和泉式部のブロンズ像と故郷を想い詠んだという歌碑が建っています。
草スキー場やアスレチックの森など施設も充実しています。

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