『春の山梨・桃源郷 名湯と郷土の味覚 塩山〜勝沼〜身延』 いい旅・
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今回は、「いい旅・夢気分」(2005/3/23)で放送された山梨の旅を紹介します。
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甘草屋敷(旧高野家住宅)
山梨県塩山市上於曽1651
高野家は、江戸時代に薬用植物である甘草(かんぞう)の栽培をして幕府に納めていた家で、古くから「甘草屋敷」と呼ばれてきれてきました。
旧高野家住宅は、甲府盆地東部に広く分布する「切妻造民家」を代表するものとして、昭和28年に山梨県内の民家としては初めて重要文化財に指定されました。
八代将軍徳川吉宗治世の享保5年(1720)、幕府の採薬使丹羽正伯が高野家屋敷内にあった甘草を見分した結果、幕府御用としてその栽培と管理が申し渡されるとともに、一反十九歩の甘草園は年貢諸役を免除され、以後同家が栽培する甘草は、幕府官営の薬園で栽培するための補給源として、また薬種として幕府への上納を負うこととなりました。
幕末の屋敷構えをそのまま修景した「薬草の花咲く歴史の公園」として、平成5年から市の管理となり現在では「ひな飾と桃の花まつり」の主会場として江戸・明治・大正・昭和の各時代のひな飾を展示するほか、年間を通して塩山市の観光拠点となっています。
甘草は甘味料や調味用として繁用される一方、薬用としても広く用いられ、重要な生薬でもあります。
味は甘草の名前通り、独特の強い甘さがあり、味をととのえる材料として、しょう油の味つけなどにも使われています。
甘草の薬効は、「急を和し、百毒を解す」と表現されるように、急激な痛みなどの症状を和らげ、広い解毒作用があります。
症状が激しいときに効果があるとされ、激しくない場合にはあまり効かない、といったところがあります。
塩山桃源郷
山梨県塩山市上於曽
四月上旬、塩山桃源郷は、平地から丘陵へと桃色のじゅうたんを敷き詰めたようにモモの花や、スモモの花が咲きそろいます。
樹齢三百年といわれる慈雲寺のしだれ桜は桃よりも一足早く花を開き、糸が垂れるように淡い紅色の花を咲かせることから、イトザクラとも言われています。
またこの時期に、塩山市は、「桃源郷ウォーキング&スタンプラリー」を行なっています。
甘草屋敷を基点に慈雲寺、向久保日向薬師、滝本院を巡るコースがあります。
各所のひな飾りや桃源郷の風景、史跡を楽しみながら、のんびり歩いて、春の塩山の景観と、歴史文化を存分に堪能してください。
笛吹川温泉
山梨県塩山市三日市場2512
甲府盆地の笛吹き川沿いにあります。
庭園風の露天風呂や約30m程の洞窟の奥に洞窟風呂があります。
まるき葡萄酒
山梨県東山梨郡勝沼町下岩崎2488
まるき葡萄酒は日本初のシャンパンを発売した老舗ワイナリーです。
オリジナルワインを1本から作ってくれます。
古いヴィンテージワインは約35000本で日本一の保有量を誇ります。
川浦温泉 山県館
山梨県東山梨郡三富村川浦1140
山県館は武田信玄の隠し湯とも言われ、秘湯の雰囲気がただよう笛吹川上流の渓谷に建つ創業500年の老舗旅館です。
毎分1250リットル湧出する豊富な湯を掛け流しで使った風呂自慢の宿です。
せせらぎ之湯、薬師之湯、信玄公岩風呂などの大浴場2つと露天風呂が6つあり、泉質はアルカリ性単純温泉です。
一味家
東山梨郡勝沼町休息1625-3
甲州名物「ほうとう」が美味しく食べられるお店です。
食物繊維の豊富に含まれた、美容健康食ほうとうは、武田信玄公が、野戦食に用いたと伝えられています。
米飯がほとんど食べられなかった甲州の庶民にとって、数多くの野菜(南瓜・じゃが芋・里芋・白菜・人参・椎茸・葱・等々)の入ったほうとうは、最上の日常食として食卓にのぼりました。
いさわ温泉 華やぎの章 慶山
山梨県笛吹市石和町市部822
華やぎの章慶山では日約270万リットルという豊富な湯量の自噴温泉が楽しめます。
大浴場に檜の露天風呂と岩風呂があり、入替制で24時間開いつでも入浴できます。
泉質は単純アルカリ泉で、肌を包み込むような柔らかな感触で、肌がツルツルになる美肌の湯です。