『世界遺産を巡る旅 参詣道に美味・名湯あり 』 テレビ東京 土曜

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今回は、「テレビ東京・土曜スペシャル」(2005/4/30)で放送され和歌山の旅を紹介します。

湯湯ブログで、旅気分を味わってください。


大門坂茶屋

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

2004年7月1日、熊野古道世界遺産に登録されました。

大門坂茶屋は、熊野古道大門坂の夫婦杉近くにあり、大門坂、那智の滝那智山青岸渡寺熊野那智大社など名所、旧跡の写真を展示しています。

また、茶屋では、平安衣裳の貸し出しも行っています。

夫婦杉を背景に記念撮影などいかがでしょうか。


熊野那智大社

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

熊野那智大社社伝に「神武天皇熊野灘から那智の海岸“にしきうら”に御上陸されたとき、那智の山に光が輝くのをみて、この大瀧をさぐり当てられ、神としておまつりになり、その御守護のもとは、八咫烏の導きによって無事大和へお入りになった」と記録されております。

命の根源である水が豊富にあふれ落ちる「那智大瀧」を、この熊野に住む原住民の人々も神武天皇御東征以前からすでに神として奉祀されていたとも伝えられていますが、いずれにいたしましても古代からこの大瀧を「神」としてあがめ、そこに国づくりの神である「大巳貴命」(大国主命)をまつり、また、親神さまである「夫須美神」(伊弉冉尊)をおまつりしていたのであります。

その社殿を、お瀧からほど近く、しかも見晴しのよい現在の社地にお移ししたのは仁徳天皇五年(三一七年)と伝えられています。この時、大瀧を「別宮飛瀧大神」とし、新しい社殿には「夫須美大神」を中心に、国づくりに御縁の深い十二柱の神々をおまつりしました。 やがて仏教が伝来し、役小角を始租とする修験道がおこり、古来の神々と仏とを併せてまつる、いわゆる神仏習合の信仰が行なわれるようになりました。

その後、「蟻の熊野詣」といわれる程に全国から沢山の人々が熊野を目指すことになるのですが、中でも、皇室の尊崇厚く、延喜七年(九〇七年)十月、宇多上皇の御幸をはじめとして、後白河法皇は三十四回、後鳥羽上皇は二十九回もご参詣の旅を重ねられ、また花山法皇は千日(三年間)の瀧籠りをなされたと記録されております。

なお「熊野」という地名は「隈の処」という語源から発しているといわれていますが、だとすれば、ここは奥深い処、神秘の漂う処ということになります。また「クマ」は「カミ」と同じ語で、「神の野」に通じる地名ということにもなります。

その「神の里」に詣で、漂う霊気にひたり、神々の恵みを得ようとして、古代から多くの人々が熊野へ、そして那智山へ参詣されています。』熊野那智大社ホームページより


那智大滝

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

那智大滝」は、「日本の滝100選」「日本の音風景100選」にも選定されています。

那智山の奥山、大雲取山から流れ出る本流に、いくつもの流れが重なり合い、ついには原生林 を切り裂くように落下しているのが那智の大滝です。

水柱は直下133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの日本一の名瀑で、銚子口の岩盤に三つの切れ目があって、三筋になって落下し 始めるところから、「三筋の滝」ともよばれています。

その上には注連縄が張られているのを仰ぎ見ることができますが、神社(飛瀧神社)の御神体としてこの滝を崇め、毎年7月9日と12月27日の2回、古来からの神事にのっとり「御滝注連縄張替行事」が行われています。


青岸渡寺(せいがんとじ)

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8

青岸渡寺の創立は、5世紀前半にインドから熊野に漂着した僧・裸形上人が那智大滝観音菩薩を感得したことに始まります。

その後、784年に大和国から僧が来訪し、如意輪観音像を彫刻し本尊としたと伝えられています。

熊野那智大社に隣接し、1868年の神仏分離令以前は、那智の「如意輪堂」として熊野那智大社と一体の寺院として発展してきたもので、神仏習合の形態を良く保っています。

青岸渡寺本堂は、日本を武力統一した豊臣秀吉が1590年に再建した素木造の壮大な建築で、本尊・如意輪観音が出現したと伝えられる那智大滝を拝する向きに建てられています。

この堂は、1161年に成立した「西国三十三ヵ所観音巡礼」(西国巡礼)の第一番霊場となっており、内部には多数の参詣者が礼拝するための広い空間が設けられています。

西国巡礼は、観音菩薩が三十三の姿に変化して人々の願いを聞き届けることに因み、霊験あらたかとされる三十三の観音霊場を巡礼するもので、奥駈に引き続く修験道の修行の一環として行われたものです。

民衆が西国巡礼に参加するようになる15世紀以後は青岸渡寺への巡礼者が増加し、17世紀以後になると全国から多くの巡礼者が訪れるようになりました。

ヤマキ

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町天満1-79-3

取れたての新鮮な刺身、丼料理の店です。

毎朝市場で仕入れた新鮮なマグロを安く提供してくれます。

霜降りの黒マグロを使用した丼が主力で、特にトロを100%使用した「ネギトロ丼」は、香り高い秘伝のタレとあいまって絶妙な味わいです。

ほかにもカマトロの握りや中トロの刺身など、あらゆるマグロ料理が揃います。


冨士屋

和歌山県東牟婁郡本宮町皆瀬川1452

冨士屋は、築200年の歴史の母屋を持つ宿です。

古いノコギリや、雄壮な書道、昔懐かしい郷土品を置いています。

川原に湯の湧くのは冨士屋前だけで豊富な温泉を利用した自然の露天風呂が楽しめます。

峰温泉 つぼ湯

和歌山県東牟婁郡本宮町湯峰

「湯峰温泉」は、発見は1800年前、熊野詣の湯垢離場として栄えてきた歴史の永い温泉地です。

「つぼ湯」は、湯の峰温泉のほぼ中心地に位置する公衆浴場です。

源泉はリューマチ性疾患や糖尿病などに効能があり、肌も滑らかにしてくれます。

日本最古の湯と伝わる、湯の峰温泉の名物です。

天然岩をくりぬいたお風呂を板で囲っただけの、2から3人が入るといっぱいになる「つぼ湯」は、一日に七回もお湯の色が変化するといわれている不思議な温泉です。


熊野本宮大社

和歌山県東牟婁郡本宮町本宮

熊野本宮大社は、熊野速玉大社、熊野那智大社と並ぶ熊野三山のひとつで全国に3000以上ある熊野神社総本宮です。

杉木立に包まれた参道石段を上がると古色蒼然とした檜皮葺きの社殿(重要文化財)が立ち並ぶます。

明治22年(1889)の大洪水を免れ、旧社地の大斎原からここに遷されたもので、主神の家津美御子大神(素戔嗚命)をはじめとする神々を祀っています。

延命長寿、家庭円満、交通安全などの神として昔も今も深く信仰されています。

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熊野詣 三山信仰と文化 (講談社学術文庫)

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