『筑紫二郎がくれたもの〜筑後川下流の旅』 るり色の砂時計
今回は、「るり色の砂時計」(2005/5/22)で放送された三潴町、城島町、柳川市、大川市の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。
尚楽園
福岡県久留米市三潴町西牟田
筑後地方は、日本三大植木どころの一つで、特に庭園用の「みづまの松」は、日本一の植栽規模を誇ります。
「尚楽園」は、その造園業者のひとつです。
黒松、赤松、五葉松を植栽しています。
エツ大師堂
福岡県久留米市城島町青木島
JA福岡大城の直売所・よらん館の隣に弘法大師の像が祀られています。
大師堂の中の弘法大師像の左手には、エツがさげられています。
筑後川の下流のエツ伝説によると「遠い昔、筑後川のほとりの渡船場に、一人の旅の僧がたたずんでいました。向こう岸に渡りたいが、船賃がなく困り果てていた僧。そこへ一人の漁師が、自分の船に乗せて無事対岸まで渡しました。僧は喜んで、お礼にと岸辺のヨシの葉をちぎって川に投げ込みました。するとヨシの葉は、見る見るうちに銀色のうろこをもつ1匹の魚となりました。この魚がエツで、旅の僧は弘法大師であったといわれています。」
「エツ」は、カタクチイワシ科の仲間で刀のような優美な形をしています。
日本では、有明海の湾奥と筑後川の下流の地域にしか生息しない珍しい魚です。
卵を産むために、毎年五月から八月にかけて群れをなして川をさかのぼってきます。
大川鉄道の機関車
福岡県久留米市三潴町
「ポッポ汽車のプロムナード」にかつて大川鉄道を走り、「ポッポ汽車」と呼ばれ親しまれていた蒸気機関車を展示しています。
また、大川鉄道軌道跡は、歩道として整備され、、住民の憩いの場、ふれあいの場として利用されています。
城島町では、歩道に地場産の城島瓦を敷きつめられています。
かんぽの宿柳川
福岡県柳川市弥四郎町10-1
川下りで有名な柳川の簡易保険保養センターです。
宿の前に川が流れており、ゆったりと揺れながら堀割を下るドンコ舟を観ることが出来ます。
5階の展望大浴場からは柳川市内が一望できます。
古賀記念館・生家
福岡県大川市三丸844
「古賀政男記念館」は作曲家古賀政男の日本歌謡界での偉業をたたえ、これを永遠に記念するために、昭和57年3月1日に開館しました。
鉄筋コンクリート造平家建てで、中央部の白亜の塔と、ト音記号のレリーフを中心に展示室、オーディオ装置などがあり、愛用の楽器・遺品も数多く展示されています。
記念館の隣にある「生家」は、明治初期に母屋部分、また昭和の初期に離れ部分が増築されたと推定されるものを復元し、昭和58年7月25日から一般 に開放されました。
古賀政男は、大正元年8月(当時7歳、田口尋常高等小学校2年)まで、ここに住んでいました。
酢屋商店
福岡県大川市榎津548
創業寛永元年(1624)、300年以上の伝統技術で酢造りを行なう酢屋商店です。
酒造りに適した名水の地として知られる大川・城島で、酒造りを始めたのが、二代目高橋四郎兵衛。その技術を元に四代目高橋清右衛門が、酢造りを始めました。
秘伝の書に記された酢造りの手法を守って十四代。その味と信頼は、今も大切に引き継がれています。
有機玄米酢は、地中に半分埋められた有田焼の大ガメに、無農薬玄米、こうじ、水を仕込み、2年間かけてゆっくり発酵・熟成して作られます。
- 出版社/メーカー: 集英社
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