『新緑の栃木・福島 さわやか清流と癒し宿 』 いい旅・夢気分
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今回は、「いい旅・夢気分」(2005/5/25)で放送された栃木・福島の旅を紹介します。
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日光二荒山神社 神橋(しんきょう)
栃木県日光市山内2307
日光の大谷川に架かる朱塗りの橋の
神橋は、昔は「山菅の蛇橋」などと呼ばれ日光二荒山神社の建造物で国の重要文化財に指定され、平成11年(1999)に世界遺産に登録されました。
橋の長さは28m、巾7.4m、高さ(水面より)10.6mあり、高欄には親柱10本を建て、それぞれに擬宝珠が飾られ(乳の木)と橋板の裏は黒漆塗で、その他は朱に塗られています。
この橋は「山管蛇橋」(やますげのじゃばし)という別名もあります。
天平神護2年(766) この地に、勝道上人が二荒山で修行をするために訪れた時に、大谷川(だいやがわ)の急流に行く手を阻まれてしまった時に、神仏に加護を祈ると深沙大王が現れ、赤青2匹の蛇で両岸をつなぎ、その背に山管を生やし勝道上人を対岸に渡したという伝説からきています。
その後、この橋は神聖な橋として尊ばれ、寛永13年に現在のような神橋に造り替えられてから、もっぱら神事・将軍社参・勅使・幣帛供進使などが参向のときのみ使用され、一般の通行は下流に仮橋(日光橋)を架けて通行することとなりました。
昭和57年男体山頂鎮座1200年祭斎行に際し、昭和48年よりその奉賛を目的として、広く一般に公開されました。
山間の峡谷に用いられた「はね橋」の形式としては我国唯一の古橋であり、日本三大奇橋(山口県錦帯橋、山梨県猿橋)の1つに数えられています。
日光東照宮
栃木県日光市山内2301
「日光東照宮」は、二代将軍秀忠公が家康の遺言により、元和3年 (1617)徳川家康公を奉祀し創建された神社です。
寛永13年(1636)三代将軍 家光公により建て替えられ、今日の絢爛豪華な社殿群となりました。これを、「寛永の大造替」と言います。
現在の国指定文化財(国宝、重文)の建造物は、その時建立された木殿や陽明門など35棟を中心にその前後に建立されたものや、大名の奉納による五重塔や石鳥居など55棟になります。
建物には、驚くほどの極彩色に細密な彫刻、金箔が惜しみなく使われており、江戸初期の技術の粋が凝縮されている。山王一実神道(さんのういちじつしんとう)の宗教理念により、神社建築と寺院建築が混在する独特の様式は他に例を見ない荘厳さを醸し出しています。
色鮮やかな建築物はもちろん、注目したいのは様々な動物たちの彫刻。有名な三猿、眠り猫以外にも多くの動物が彫られています。
さらに、平成11年 (1999)には、ユネスコの世界遺産条約に基づき「世界遺産」に登録されました。
日光田母沢御用邸記念公園
栃木県日光市本町8-27
公園内にある旧日光田母沢御用邸は、明治32年(1899)に大正天皇(当時:皇太子)のご静養のため造営されたものです。
明治、大正期に建てられた御用邸の中でも最大規模の木造建築物で、和風建築ながら一部にじゅうたんやシャンデリアなど、和洋折衷の生活様式が取り入れられています。
謁見所や御玉突所など、公的儀礼を行った場所も見学できます。
平成15年12月には、貴重な建造物として国の重要文化財に指定されました。
中禅寺金谷ホテル
栃木県日光市中宮祠2482
日光国立公園内のリゾートライフとフライフィッシングの発祥の地、 中禅寺湖畔の森の中に佇むリゾートホテルです。
カナダ人建築家J・スタージェス氏が設計し、カナダ産の銘木をふんだんに使ったログハウス風の建物が、中禅寺湖畔の静かな林の中に溶け込んでいます。
また金谷ホテル伝統のフランス料理と別棟展望温泉をお楽しみ頂けます。
湯けむりまごころの宿 一心館
栃木県塩谷郡藤原町滝542-3
本格クアハウスと鬼怒川の渓流を望む露天風貸切風呂が人気の宿です。
鬼怒川温泉で唯一のクアハウス温泉を楽しみながら入浴できると評判です。
クアハウスにはバーデーゾーン・水着着用の温泉プール・トレーニングルームを備えています。
バーデーゾーンには「かぶり湯」「寝湯」「泡沫湯」などがあり、温泉医学に基づいた入浴プログラム(美容コースや腰痛解消コースなど)が実施されています。
一心館の露天風貸切風呂は、青ひばの木風呂と岩風呂の2種類があります。
鬼怒川ライン下り
栃木県塩谷郡藤原町大原三ツ石1414
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅近くの乗船所から大瀞まで、約6kmの渓谷を約40分のスリル満点の船旅です。
ライン下りの見どころは鬼怒川の奇岩怪石。とくに100mもの大きさがあるという鬼怒楯岩のすぐ側では倒れてきそうな感覚も味わえます。
船頭の楽しい解説も魅力のひとつで、40分があっと言う間に過ぎてしまいます。
大内宿
福島県南会津郡下郷町
大内宿は会津若松と下野今市を結ぶ下野街道につくられた宿場でした。
江戸時代の宿場の面影を残す茅葺・寄棟造の主屋が妻面を街道に向け、一定間隔をもって規則的に建ち並び、この地方の宿場の典型的な形態をよく残しています。
昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。