『冬のみちのく青森 雪見露天と囲炉裏の宿』 いい旅・夢気分

今回は、「いい旅・夢気分」(2005/2/23)で放送された青森の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。

十和田湖

青森県上北郡十和田湖町
十和田湖は、湖面標高401メートル、面積59.8平方キロメートル、最大水深は326.8メートルで日本で三番目に大きな湖です。
十和田火山の噴火で形成された湖で、カルデラ湖特有の青みがかった奇麗な水を豊富に抱えています。
湖上遊覧船で、変化に富んだ外輪山を湖上から眺めることができます。
中山半島と御倉半島が一望できます。
奥入瀬渓流は、十和田湖から流れ出る奥入瀬川が織りなす渓流です。
子ノ口(ねのくち)から蔦川と合流する焼山までの約14kmを、早瀬や淵、瀞となって流れ、両岸に大小の滝を落とし、変化に富んだ渓流美を展開しています。
秋には頭上を覆うブナ、カエデ、ヤマモミジ、ミズナラ、オノグルミなどの樹林が色付き、気分を癒してくれます。流れに沿って遊歩道が整備されています。

八甲田温泉 遊仙

青森県青森市駒込深沢766-2
八甲田山北東麓、田代湿原近くにある一軒宿の温泉です。
湯は明治のはじめより自然湧出したものです。
湿原一帯に貴重な植物が群生し、宿の周りにはレンゲツツジの群生が見られます。
八甲田の山並みの素晴らしい自然にめぐまれた温泉です。

酸ヶ湯(すかゆ)温泉

青森県青森市八甲田山
酸ヶ湯は、江戸時代から湯治場として栄えてきた山の温泉宿で、十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大岳の西麓に位置する、標高約九百メートルの清涼な高地にあります。
名物の「ヒバ千人風呂」は、80坪の総ヒバ造りの浴室の中に、「熱の湯」、「冷の湯」、「黒滝」など5つの浴槽があります。
ちょっぴり白濁したお湯の泉質は酸性硫黄泉で、神経痛、胃腸病、婦人病などに効果があります。
混浴ですが、午前8時〜9時は女性専用となります。

津軽ねぷた


青森県弘前市亀甲町61
津軽を一度に楽しめる観光施設です。
大小様々な、弘前ねぷたの常設展示、民工芸の実演・展示販売そして作る喜びと感動が味わえる体験学習もできます。
平成14年4月には、リニューアルオープンでさらに充実され津軽三味線の展示や演奏が行われる予定です。

岩木山嶽温泉 縄文人の宿

青森県中津軽郡岩木町常磐野字湯ノ沢14
郷土文化を感じさせるものが色々と置かれている宿です。
客室は母屋の他に「さなぶりの家」(農家の休みを意味する)、「やかた」、「東日流の家(つがるのやかた」の離れが二棟あります。
さらに母屋から少し離れた場所にある女性専用の「安寿姫の隠れ家」もあります。
「さなぶりの家」は、六畳と八畳二つの部屋がある平屋建てで、囲炉裏のある昔懐かしい雰囲気です。

アソベの森 いわき荘

青森県中津軽郡岩木町大字百沢字寺沢28-29
岩木山は古く「アソベの森」と呼ばれ、神が宿る「モリ(森)山」として、津軽の文化を育んできました。
岩木山を望む絶好の場所に「いわき荘」があり、館内はモダン和風に統一されて洗練された雰囲気です。
青森ヒバをふんだんに使ったは木の芳香が心地よい大浴場もあります。

岩木山神社

青森県中津軽郡岩木町百沢字寺沢27 
創建1200余年の歴史を持つ岩木神社は、「奥の日光」・お岩木さまと呼ばれ、正面に岩木山を望み、杉木立に囲まれた長い参道に楼門(重要文化財)、奥に中門(重要文化財)があり、さらに拝殿(重要文化財)、本殿(重要文化財)が立っています。
社殿や楼門は、江戸初期から元禄時代にかけて、代々の津軽藩主が造営・寄進したものです。
木材は青森県産ヒバを使用し、古いものでは390年の風雪を耐えた建造物です。
旧暦8月1日の奥宮神賑祭(お山参詣)は重要無形文化財に指定され、1週間、精進潔斎した人々が白装束で街道を練り歩き、神社参拝の後、『さいぎ、さいぎ』の登山囃子で、奥の宮を目指し、山頂まで(約6km)を行列します。

十和田湖畔・弘前宿巡り