『舞い踊るカセ鳥と夜を彩る雪灯篭祭り』 テレビ東京 土曜スペシャ
今回は、「テレビ東京・土曜スペシャル」(2005/2/26)で放送された山形の旅を紹介します。
湯湯ブログで、旅気分を味わってください。
あなたの旅を探してみませんか
極上のくつろぎを求め、あなただけのこだわりの旅をみつけましょう
丹野こんにゃく番所
山形県上山市楢下1233-2
上山市の名産「こんにゃく』料理の専門店です。
羽州街道の宿場町として栄えた楢下宿(ならげじゅく)に店があります。
さしみこんにゃく、ゼリーなど、こんにゃくを使った料理が60種以上あります。
はたごの心 橋本屋
山形県上山市葉山4-15
はたごの心橋本屋は、趣きある古美術に囲まれ、四季折々の野の花がやさしく迎えてくれます。
お部屋に露天が付いた「はたご蔵うさぎ野」、蔵王連邦を望む大浴場「湯屋 花うさぎ」、蔵王大石をくり貫いた露天風呂「野天 玉うさぎ」など趣向を凝らした湯舟を楽しむことができます。
女性客は色とりどりの浴衣から好きな絵柄を選べます。
小町の湯
山形県米沢市小野川町
ほたるで有名な小野川温泉を流れる鬼面川のほとりにある無料の露天風呂です。
小野川温泉の「小野」は、平安時代の美人の象徴・小野小町に由来します。
1200年ほど前、父を慕い京都より旅立った小町が病に倒れたとき、この地の温泉につかり、病も癒え、絶世の麗人に生まれ変わったという伝説から”美人の湯”ともいわれています。
伊達政宗や米沢藩主・上杉鷹山もこよなく愛した名湯です。
温泉街から西へ川を渡ったところにあるほたる公園に「小町の湯」があります。
初夏になればホタルが飛び交い、ほたる祭り期間中は夜遅くまで営業しホタル鑑賞もできます。
カセ鳥
山形県上山市内 上山城
「カセ鳥」とは、江戸時代の寛永年間に始まった商売繁盛と防火を願う旧正月の行事です。
ケンダイと呼ばれる、わら蓑(みの)をかぶった若者が町中を練り歩きます。
「鳥」たちは「カッカッカー」と声を上げながら市内約9キロを跳ね回り、沿道の見物客からひしゃくで気合を入れる水を浴びる。
「カセ鳥」というのはワラでコモのように編んだものを腰にまとい、手拭いで顔を包み、その上から先のとがったケンダイというミノのようなものを被り、モモヒキにワラジばき、青竹の先にザルをつけた「銭さしかご」を持って練り歩きます。
旧正月の13日に上山城内に招かれ、御殿に許されたということです。
これは「御前カセ」と指定され、御殿では新しい手桶とヒシャクを用意しこの「カセ鳥」に水をかけ御酒と青指しという銭一貫文を与え労をねぎらったといわれます。
一方「町内カセ」は旧15日に各村から集まり、「カセ鳥、カセ鳥お祝いだクックックッ」または「カーッカーッ」といって町に現れ、戸毎に小正月祝いの訪問をして歩きました。
すると町方の若衆は裸で手桶の水を「カセ鳥」にかけ御祝儀を出し、盛っ切りなどを供し、新しい手拭いを「カセ鳥」の頭に結びつけて商売繁盛を祈り、女児はこのケンダイのミゴを抜いて髪が黒く、多く生えるようにと髪を結ったといわれています。